海外と日本のハロウィン文化の違い
2017.07.26

かぼちゃハロウィンが一般的であり、大きなイベントとなっているアメリカ、カナダはもちろん、発祥の地と言われるアイルランドやイギリス、スコットランドなどの国々では、元々の収穫祭という意味合いが保たれたイベントとなっていますが、日本では収穫祭というよりも、仮装をして楽しむイベントとして認識されているようです。そして、海外ではメインで仮装するのが子供達なのに対して、日本では大人の方が仮装をしている姿を多く見るのも、違いと言えるでしょう。
海外すべての国でハロウィンを祝っているのかというと、実はそうでもありません。もともとがケルトの宗教的なお祭りであることや、キリスト教の影響があるという説があることから、他の宗教が多い国々では、ハロウィン自体に関心を持っていなかったり、行わないよう注意を促されたりしています。アメリカやカナダなど、ハロウィンを盛大にお祝いする国では、子供達が仮装をし「トリック・オア・トリート」と言いながら、お菓子をもらいに近くの家を1軒1軒訪ねて回るのですが、実は訪ねていい家と、そうでない家があるのです。
今は宗教的な意味合いよりもイベントとして楽しんでいる人の方が多いのですが、起源が宗教的なお祭りだったこともあり、信仰している宗教によってはハロウィンを行わない人も存在します。それは、玄関に電気がついているかどうか、ハロウィン飾りをしているかどうかで判断します。たとえ家の中に電気がついていたとしても、玄関の電気が消えている場合は不法侵入と受け取られ、大きなトラブルが起こる可能性もあるので、その家を訪ねてはいけません。
反対に、玄関の電気がついている家、ハロウィンの飾り付けをしている家は、子供達のためにお菓子を用意して待っているというサインなので、子供達はそれらを目印に家を訪ねてまわります。ハロウィン時期に、観光で海外を訪れ、いきなりお菓子をもらいに家々を回ることはないと思いますが、留学や転勤などで海外のハロウィンを体験する場合は、必ず地元の大人にルールを確認して、一緒に行うようにしましょう。
近年は日本でも子供達が、幼稚園や保育園、習い事の場などでハロウィンのイベントを行うようになってきました。しかし、お菓子をもらって歩くほど、日本では一般的なイベントではないため、仮装をして遊んだり、子供の親がお菓子を配ったり、プレゼント交換をしたりして、ハロウィン気分を味わって楽しむような形で行われています。

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