ハロウィンと仮装について
2017.07.26

魔女のシルエットハロウィンになると、多くの人が仮装をして楽しんでいます。しかし、なぜハロウィンに仮装をするようになったのでしょうか。起源は数千年前に遡ります。古代ケルトで信仰されていた、ドゥイルド教の儀式、サウィン祭がハロウィンの始まりと言われています。
現代では1月1日が年の始まりとされていますが、古代ケルトでは11月1日に新年が始まりました。この日は冬の始まりでもあり、10月31日は1年最後の日で、夏の終わりの日でもありました。夏の間に作物を収穫できたことを祝い、これから続く暗く寒い冬に備え、10月31日の夜にはかがり火を焚いてお祭りをしました。しかし、この1年の終わりの日は祭りだけでなく、死者の霊や悪魔、魔女がこの世に現れると信じられていました。
そこで、人間の姿のままだと悪霊や魔女に襲われてしまうと思った人々は、人間だとわからないよう、悪霊や魔女の姿に仮装し、彼らの仲間だと思わせることで身を守ろうとした、というのがハロウィンに仮装をする風習の始まりです。そのため、悪魔や魔女はもちろん、クモや黒猫、ミイラ男など、かわいいものよりも少し怖いものの方が、ハロウィンの仮装に多く選ばれます。他にもフランケンシュタインやドラキュラ伯爵をはじめとした、ホラー小説や映画のキャラクターなどに仮装する姿も多く見られます。時がすぎサウィン祭が少しずつ、その形を変え、名前もハロウィンと呼ばれるようになりました。
1900年代も半ばをすぎると、クリスマスまでは行かないまでも、家族で楽しむ大きなイベントとしてアメリカ全土、カナダで広がっていきました。その頃からイベント色が強くなり、昔ながらの怖い仮装だけでなく、アニメやコミックのキャラクターなど、かわいい仮装も取り入れられるようになりました。今までは「トリック・オア・トリート」と言って訪ねてくる、仮装姿の子供を迎える大人は、仮装をしていませんでした。しかし、近年では大人もハロウィンの仮装を楽しむようになり、親子で仮装をしたり、大人だけで仮装してパーティーを開いたりしています。
ハロウィンの通販サイトを使えば、さまざまな仮装グッズを購入することができますが、人気のあるキャラクターや、お店で購入する仮装グッズでは人と被ってしまうことが多いため、ハロウィンに向けて手作りする人も多くいます。一から作るのは大変かもしれませんが、購入した仮装グッズにアレンジを加えてオリジナリティーを出すのも1つの方法です。

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